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生命保険、特に「貯蓄保険」で考えておきたいリスクがあります。それは「途中解約のリスク」です。養老保険、学資保険、低解約返戻型終身保険などいわゆる「貯蓄性の高い保険」は加入期間(保険料払込期間)が長期に及びます。こうした保険には「解約リスク」が存在することを理解しておく必要があります。
将来、満期保険金を受け取ったり、解約して保険金を受け取ることを前提とした「貯蓄」を目的とした保険があります。こうした保険を「貯蓄保険」と呼びます。
以下に代表的な貯蓄保険を挙げます。
養老保険(満期時に死亡保険金と同額の満期保険金が受け取れる)
学資保険・こども保険(子供の学費のための積立型の貯蓄保険)
低解約返戻型終身保険(近年、貯蓄保険として使われる保険、返戻率が高い)
こうした保険は、一定期間を過ぎると返戻率(払った保険料に対する解約返戻金(満期保険金)の割合)が100%を超えるようになっています。
こうした貯蓄保険のリスクは「途中解約」の時です。
保険は途中で解約すると、返戻率などが下がってしまいます。貯蓄保険であっても例外ではなく、途中解約時には返戻率が100%を下回るケースがほとんどです。
つまり、事実上の「元本割れ」となるわけです。
この途中解約した時にどうなるか?ということはあまり保険会社のホームページなどでも積極的には掲載していません。
特に、貯蓄保険の中でも「低解約返戻型終身保険」は最終的な返戻率の高さから人気が高まっていますが、「低解約返戻期間」が設定されており、その期間中に解約をすると返戻率がかなり低くなってしまいます。
生命保険業協会が公式に発表している資料によると、貯蓄性の保険であっても平均すると年3〜5%程度の解約があるそうです。
理由は様々でしょうが、経済的な事情で保険料が払えなくなる。ということが多いようです。
3%というと低いと思うかもしれませんが、こうした貯蓄保険は20年くらいの長期で加入することも多いです。仮に年3%とした場合、20年後の継続率は54.3%です。
つまり、半数の方は途中で解約しているわけです。つまりせっかくの貯蓄保険であっても元本割れで解約する可能性が極めて高いと言い変えることができます。
保険で貯蓄は堅実と思っているかもしれませんが、長期間の間には何かしらの経済的な問題が発生してしまうこともあるというのを「一つのリスク」としてとらえておく必要があると思います。
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