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個人年金保険と一口に言っても実に様々な種類が存在しています。ここでは、「保険料の支払期間」「年金の受取期間」「年金の受取方法」「年金額」」という4つのポイントに分類して個人年金保険の種類・タイプを解説していきます。
個人年金の保険料を年金保険料といいます。年金保険料の支払方法は大きく「分割型」と「一括型」に分類することができます。特に近年人気の高い投資信託や外貨建て商品などで運用するタイプの個人年金保険は一時払い(一括型)によるものが多いです。また、分割型の方は毎月支払うタイプの他、半年ごと、1年ごとに支払うタイプがあります。基本的には定期保険や終身保険、養老保険といった生命保険と同じ支払方法があるのですが、年金保険の場合一括払いタイプが主流という点が異なります。
年金保険における年金の受取期間は受取期間に応じて大きく「終身型」と「有期型」に分類されます。終身型はその名前の通り、加入者が死亡するまでの間永久的に年金が支払われるものです。対して有期型は予め定めた期間年金が支払われます。注意したいのは有期型であっても、特約がついていない場合加入者が途中で死亡した場合はその時点で年金の給付は終了してしまうという点が挙げられます。
しかし、
加入者本人が死亡した場合でも、遺族に一時金などが支給される「保証期間」がつくものがあります。
具体的には下記の3タイプがあります。
それぞれのタイプによって長所短所があります。詳しくはリンク先でも説明しています。
有期年金 | 年金の支払い期間が一定のもの。たとえば、10年間の間、生存する限り年金を支払うというもの。ただし、受給期間中に死亡した場合、以後の保険料は支払われない。 |
確定年金 | 年金の支払い期間が一定のもの。受給者が途中で死亡した場合でも遺族に対して確定期間分の年金は支払われる。 |
終身年金 | 年金の支払い期間が終身(死亡するまで)のもの。長生きリスクに対しての備えとしては充実しているが早期に死亡した場合には損をしやすい。 |
年金の受取方法としては、毎回同額を受け取る「定額型」、受取金額が徐々に増える「逓増型」、受取金額が徐々に減る「前厚型(逓減型)」に分類されます。
受取方法選択のポイントとしては、個人年金保険を公的年金までのつなぎと考えている方は「前厚型」、退職後も再就職して働き、本格的に例えば70歳を過ぎたあたりでリタイアしたいと考えているのなら「逓増型」といったように、一人一人の人生計画に応じて考えるのが適切です。
年金保険において、受給する年金額の金額があらかじめ決まっているかいないかも重要な分類です。支払う保険料に応じて年金額が決まっているものを「定額年金」と呼び、保険会社に運用成果に応じて年金額が変動するものを「変額年金(確定拠出年金)」と呼びます。
定額年金 | 受け取ることができる年金額の原資が契約時に確定するものです。運用のリスクは保険会社が負います。 ただし、定額年金であっても運用が米ドル建てなど外貨ベースの場合は日本円に換算した時は元本割れとなるリスクはあります。 |
変額年金 (確定拠出年金) |
変額年金は、契約者から預かった年金保険料を運用しますが、その運用のリスクは契約者(受給者)が負うことになります。 運用結果によっては「元本割れ」となることもあります。最近多い個人年金はこちらの変額年金(確定拠出年金)タイプとなっています。 |
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