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定期保険は期間を定めてその期間内だけ死亡保障が行われる保険です。そのため終身保険と異なり必ず満期日が到来します。この満期がくると通常は「更新」という形で再度定期保険に加入するのが一般的ですが、ここで陥りやすい注意点がありますので解説していきます。
満期が定められている定期保険ですが、一般的に定期保険は満期到来の2〜3週間前に解約したい旨を保険会社い通達しない限り自動的に更新されてしまうのです。大きな保障が必要な期間だけ加入してしているつもりであっても、契約者が意思表示しない限りは再度同じ期間延長されてしまいます。
このように、特定期間だけ定期保険に加入したいと思っている人は自動更新に注意しましょう。
定期保険は「定期保険保険料の決まり方」で解説したように、年齢や満期の長さで保険料は変わってきます。例えば、30歳のときに10年満期の定期保険に加入した場合、10年後の40歳のときに、更新する場合は40歳時点での死亡率を元に再度保険料が計算されます。
定期保険の保険料は年齢が上がるほど高くなりますので、一般に自動更新にすると保険料は高くなるのです。
例えば、以下の表はO社の定期保険の保険料です。(2008年6月現在)それぞれ10年満期の保険と30年満期の定期保険の保険料(保険金3000万円)を比較したものです。
10年満期 |
30年満期 |
|
30歳(加入) | 5,100円 |
9,120円 |
40歳(更新) | 8,370円 |
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50歳(更新) | 16,860円 |
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平均額 | 10,110円 |
9,120円 |
総支払保険料 | 3,639,600円 |
3,283,200円 |
差額 | 356,400円 |
上記の通り、生命保険を更新するごとに保険料が増額していることがわかります。逆に30歳の時に、30年満期の定期保険に加入していた場合、およそ35万円もの支払保険料の差が出てしまうことになります。
そのため、定期保険を設計する際は、いったいどの時期にいくらくらいの保険金があれば残された遺族は大丈夫なのか?ということをしっかりとプランニングした上で活用するのが定期保険の正しい見直し方といえるでしょう。
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