保険は損をする商品 保険の期待値はマイナス

 

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保険は損をする商品 保険の期待値はマイナス

保険の見直しにあたってまず最初に知っておきたいことは「保険は損する」ものということを理解することが大切です。過剰な死亡保険に入っている人もいますが、そうした保険はお金を無駄遣いしているのと同じです。まずは保険というものは損をする商品ということを理解する必要があります。

保険は当たって嬉しくない宝くじのようなもの

数万人という保険加入者が保険料を支払い、その中で不幸な目(保険事故)に遭った人に保険金が支払われるという仕組です。この保険のしくみはしばしば宝くじにたとえられます。

数学で「期待値」というものを習ったかと思います。
その取引を行った時に確率的にいくらくらい受け取ることができるか?というものを示すものが期待値です。

生命保険を始め、保険は公的なものを除きすべて「期待値はマイナス」となっています。
生命保険料の決まり方でも説明しましたが「付加保険料(保険会社の経費)」が発生する以上は絶対にプラスにはなりません。

胴元(保険会社)がいる以上は参加者(保険契約者)は損をするようにできているわけです。

 

ですから、保険の要点は「必要な保険にだけ必要最小限の範囲で加入する」というのが最も賢い選択となるわけです。

必要もないのに、旦那さんに対して1億円の死亡保険金を掛けるということに経済合理性はありません。

生命保険を見直す時はこの鉄則を忘れてはいけないということです。保障保険は最小限が見直しのキーワードです。

それでは、具体的に保険金額の見直しについて考えていきましょう。つぎの「生命保険金額の見直し」をご覧ください。

 

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