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定額年金とは年金の受給額の決まり方の一種。受け取ることができる年金額の原資が契約時に確定するもので、運用のリスクは保険会社が負います。 預けたお金を「予定利率」によって運用することで最終的な受け取り年金原資が確定します。
定額年金は払い込みをした保険料は「一般勘定」によって運用されます。
(参考:一般勘定と特別勘定)
運用のリスクは保険会社がおい、保険会社は契約者に対して「 予定利率」での運用を約束します。そのため、定額年金は契約した時点で満期まで保険料を支払った際の年金原資の金額が確定するタイプの年金となります。
これは変額年金と比較して大きな長所であると言えるでしょう。
じゃあ、定額年金は変額年金よりも優れているかというと、100%のメリットがあるわけではありません。
リスクの一つは「インフレリスク」です。インフレリスクとは物価が上昇することです。
今はインフレの度合いを「インフレ率」といいますが、このインフレ率が上昇すると、困ったことになります。
たとえば、予定利率が2%の定額年金に加入していたとします。
インフレ率が0%の時は年2%で資産が増えることになるわけですが、インフレ率が3%に上昇した時、今度は逆に事実上1%の目減りが起こることになるのです。
たとえば、インフレ率が3%の場合、今年100万円で購入できるものは来年は103万円出さないと変えないわけです。一方で100万円の年金保険料は予定利率2%で運用されても102万円にしかなりません。
ということは実質的には財産が目減りしていることになりかねないわけです。これは契約時の予定利率で収益が「固定」されるリスクといえます。
一方の「変額年金」の場合はインフレ率が高くなると一般に投資の収益性も高まるためこうしたインフレリスクは低減されます。その一方で変額年金は運用失敗によるリスクが生じることになります。
インフレリスクについてもっと詳しく知りたい方は「インフレリスクとは(リスクとは何か?)」をご一読ください。
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